2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

関ミス連。

というわけで、京都から関ミス連に出るために阪大へ。ちょうど、キャンパスでは、法科大学院共通一次試験のようなものが行われていた。他の人びとは真剣にキャリアアップを考えているのに比べて自分は……、なんて自省の念に駆られることはまるでなくて会場へ…

『period 1』 吉野 朔実

★★★★★★★★☆☆ (小学館)2004

『げんしけん 4』 木尾 士目

★★★★★★★★☆☆ (講談社)2004 京都行きの新幹線で読む。「会長」「会長だ」「会長」という台詞が耳に残る。

労働

そもそも、タイプとして私は労働にはあまり向いていないのであろう。なにに向いているかと言われたら、屁理屈をこねる、とか言ってしまいそうであるが。それはさておき、だから、適当に手を抜いているかといわれたら、そうではないとは言える。正直、取り組…

古典

別にマニアというほどではないのに、お笑い番組で同じネタをやっているのを何度か見かけるようになっている。最初はちといやだったけど、別にそれでも楽しめるようになってきた。それなら、いっそ落語のように、同じネタで何人もがとは、できないのだろうか…

逃避の心性

やらなきゃならないことがあるのに、別のことをしてしまうのはなぜであろうか。

『アナーキズム』 浅羽 通明

★★★★★★★★★☆ (ちくま新書)2004 アナーキズムは思想的に親和するところがあるなあ。

・ただたんにという理由ではダメですか明日の晩まで考えてみる・スーパーで一つ買うたびふえていき今では四つだ洗剤スプーン

『事象の地平』 川原 泉

★★★★★★★☆☆☆ (白泉社文庫) 2003

『若さの泉』 ピーター・ケルダー

★★★★★★★☆☆☆ (河出書房新社) 1993

『もうおうちへかえりましょう』 穂村 弘

★★★★★★★★☆☆ (小学館) 2004 「何かひとつが止まると何もかもが同時に止まってしまいそうだ」という気分というのはかなり分かる。私もザイルの強度*1を気にしつつ、一生懸命まわしているので。 *1:『活字狂想曲』倉阪鬼一郎より。不適応症状の強い社会人なら必…

他山の石

学生時代に読んだ、『スチューデント・アパシー』という本に載ってた症例に「20台後半男性、大学中退、病院のベッドでドイツ語の数学の本を読んでいる」というのがあって、やばい、やばいと思ったことがある。いや、その路線に自分は乗らないようにしないと…

隣は何をする人ぞ

朝から、隣から怒号のような声が聞こえてきて、なんだ喧嘩かと思っていたが、ベランダから覗くとまわし姿の力士が見える。どうやら、名古屋場所で来名した相撲部屋であるらしい。後で、見に行ってみようか(隣家はお寺)。

○○の誕生

人文系のお勉強を少しやった人には常識かもしんないが少し補足。↓で、『<悩み>の誕生』云々と書いているけど、こういう文脈の元になっているのが、フィリップ・アリエスの『子どもの誕生』って本で、この中で、私たちが今、常識として持っている子どものイ…

『牛への道』 宮沢 章夫

★★★★★★★☆☆☆ (新潮文庫) 平成9年 自販機に入れた千円が戻ってくる様を描いている文章が面白かった。ことばに対するこだわりが強い。というわけで、解説が吉野朔実というのもうなずける。今、ふと後ろの発行表記が西暦が元号か出版社ごとにどういう区分けにな…

『数学をつくった人びと3』 E・T・ベル

★★★★★★★★☆☆ (ハヤカワ文庫) 2003(1937) ようやく読了。格好いいねえ。数式をところどころ飛ばしてしまうのが残念なんであるが。整数とか無限とかが個人的には好きなので、も少し勉強してみたいかも。数学だと数列が一番好きだったし。

見守る時間

深夜のテレビで台風が次第に弱っていくのをみていると、「ああ、負けるな、頑張れよ」と思ってしまう。不謹慎といわれようが、そう思うんだから仕方がない。

ギリシャ悲劇と同じように。

ニーチェはキリスト教的価値観に染まっていないものとしてギリシャ悲劇の中に価値を見出したのであるが、クリスティのミステリの動機なんかが、トラウマなんか関係のない力強さがあるという気がする。

たぶん、力への意志

事件が起きたときに起こる最近の、心のケアという風潮がどうにも嫌いなのはそこにルサンチマン的な要素を感じるからだと思う。価値の転倒、キリスト教における貧しきものこそが正しい、のと同じように。真綿でやさしく、悩みを回収する体制というのは嫌いだ…

・すたれてる流行りすぎてるバツなんで探しもとめて理想の床屋 ・おじゃる丸みると心が癒される放送嘆願二時間連続 ・真夜中の寝る瞬間に思いだす冷えたプリンがあるじゃあないか ・ヒステリーフロイトの論ご存知か問いただしたい秋の夕暮れ ・灰色に黒のヴ…

頭がよくなりたい。

というのは、やはりあるな。お金よりも美貌よりももしかしたら、幸せよりも頭の良さがパラメータとしては欲しい。300万の年収を1000万にすることには大して意味を見出せないけれど(見出す人は多いね)、今の私の頭の良さを三倍にしてくれるのはかなり魅力的…

『数学をつくった人びと2』 E・T・ベル

★★★★★★★★☆☆ (早川文庫) 2003(1937) ガウスも良いけど、ガロアだなあ。数学の天才的才能を持ちながら、不幸な偶然が重なって、世に認められず、最後は決闘のため、死んでしまう共和主義者。天才好きとしてはたまらない。

見るとはなしにみたのだが、

『ケロロ軍曹』にはまってるなあ。「♪合言葉はアフロと軍曹〜」というフレーズが耳に残っているし。

関ミス連 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/8221/

↑というわけで、来る6/26(日)に黒田研二氏をお迎えして、関西ミステリ連合春の総会(通称、関ミス連)が開催される模様。主催校が阪大ミス研なので、OBとしては時間が許せば行こうと思う。

『笑殺魔』 黒田 研二

★★★★★★★☆☆☆ (講談社ノベルス)2002 その、面白くなりそうなところで微妙に外れるのが残念である。

何とかしたい草の葉のそよげども*1

さてさて、一体何をしたいと考えているのだろうか、私は。

『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』 吉野 朔実

★★★★★★★☆☆☆ (角川文庫)2004 と言ってるうちから読了。マンガの方の新刊を買わないと。

購入本

『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』吉野朔実(角川文庫)2004

しても、

目的を達成するための手段の的確さがどうにも、やりきれない気がする。椅子を投げつけるとかだったらなあ。はあ。

境界線(本筋ではなく)。

自分の実家がある都市で悲惨な事件が起き、ショックを受けたのでカウンセリング受けたいです、という意見は変であろうか。これが変なら、自分の子どもが通っている学校で悲惨な事件が起きたのでカウンセリング希望する父母というのも大概、奇異ではなかろう…