2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

モデル。

どこかで、『げんしけん』のモデル大学が中央大学というのを読んだ。これは、本当なのだろうか。

引きこもり。

やらなきゃいけないこと(引越しの準備やら)をやらなくて、うだうだしてしまう。引きこもり力上昇中。社会的実務能力はない人間だから。“咳をしても一人”的世界にマリアナ海溝なみに沈降中。ああ、海に近い山村に家借りて、釣りして、蕎麦作って、みたいな生…

間違いの記憶。

ネット上で言葉の間違いを発見すると、ああ、と少し思う。漢字なら変換ミスだろうと思うけど、英単語だと明らかに知らないんだろうな、と思う。かといって、知り合いならともかく、そうでない人にメールとか掲示板で知らせるのはなにか変なわけで、うーむ、…

『物理学者はマルがお好き』

銃から水平に打ち出された弾丸と、引き金が引かれると同時に同じ高さから落下し始めた一ペンス硬貨とでは、どちらが早く地面に落ちるだろうか?答を言えば、同時に落ちるのである。(p114) へえ、なんか実感としては、弾丸の方が遅く落ちそうな気がしていた。…

守備範囲の内外。

例えば、「有栖川有栖って、おとこ、おんな?」と聞かれたら、この人ミステリーまったく知らないんだなあ、と思うだろう。だが、それと同じレベルで、「フェアレディZって外車、日本車?」*1という質問をするぐらい車については私は興味がないんだなあ。下…

『くっすん大黒』 町田康

★★★★★★★☆☆☆ (文春文庫)2002 って、しかし、さっぱり分からぬのは、先日から自分に下っている罰であって、そこのところがどうしても理解できず、一度、天に訊いてみたいのであるが、まあ、しかし、とにかくいまは津山の部屋を片づけなければ相成らぬのであっ…

『モダン古書案内』 マーブルブックス編集部

★★★★★★★☆☆☆ (中央公論新社)2002 適当に読み流しつつ、『Cafe & Sweets』が昔『喫茶店経営』として出ていたとかどうでもいい知識を知るのが楽しい。

リンク。

しばらく前までは、他の人のホームページを自分のリンク集に入れるのはある種の決断を必要とする行為だったと思う。「隣に引っ越してきたものです。よろしくお願いします」とタオルを渡して挨拶して、リンク集に入れるような。今、アンテナに入れるときはそ…

小説が読めない(私の場合)。

http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20040825#p3 最近、精神的・時間的に余裕があるときでないと小説を読む気がしなくなっている。ノンフィクションや評論なら、どんなに難解な内容でも「平熱」で読めるのだが、小説は「熱」が高まらないと、手に取る気がしないの…

『ポスト・ムラカミの日本文学』仲俣暁生

★★★★★★★★☆☆ (朝日出版社)2002

労働。

労働に不適格な人がいるという現実を目の当たりにするといたたまれない気分になってしまう(自分のことではなく)。なんかねえ、職業選択の自由とか多くの人にとっては幸福にしない自由のような気も。勉強に不適格な人を見ても、それほど感じなかったのに、労…

いろいろ大変。

ウィンドウズ用ゲームパッドと「忍者じゃじゃ丸くん」を買ってくる。心のオアシスを作ってないと、すぐパルスが逆流したり、ザイルが切れたりしてしまうから。ゲームをインストールしつつ、「タッチ」と「ナディア」を見る。「ナディア」を素直に楽しむとい…

購入本。

『ポスト・ムラカミの日本文学』仲俣暁生(朝日出版社)2002 『モダン古書案内』マーブルブックス編集部(中央公論新社)2002 『くっすん大黒』町田康(文春文庫)2002 帰省したときに、ぺらぺらめくった金井美恵子の『目白雑録』が興味引かれ、買おうと思ったのに…

メモメモ(「文学賞メッタ斬り!フォーラム」より)。

http://www.excite.co.jp/book/forum/?fid=26&page=4 さて、ご質問の「ここ10年以内の90点以上作品」ですが、日本文学に関しては80点以上でもいいですか? あと、10年も前までは記憶を遡らせられないので、5年とさせて下さい(メッタ斬りの中で触れている作…

『クリプキ―ことばは意味をもてるか―』 飯田隆

★★★★★★★☆☆☆ (NHK出版)2004

『天国はまだ遠く』 瀬尾まいこ

★★★★★★★★☆☆ (新潮社)2004

『文学賞メッタ斬り!』 大森望 豊粼由美

★★★★★★★★☆☆ (パルコ)2004 んで、これは買おうと思っていたのに、市立図書館にあったので読んだ。豊粼由美と読みのツボというか守備範囲が重なるのかな、と思った。舞城好きだし、『バルタザールの遍歴』も好きだし(一押しは『戦争の法』だけど)、瀬尾まいこ…

『定本・酒場の雑談』 吉行淳之介

★★★★★★★☆☆☆ (集英社文庫)1989

『ポル・ポト<革命>史』 山田寛

★★★★★★★☆☆☆ (講談社選書メチエ)2004 イソップ童話を子どもの看守たちに聞かせて、命が助かったという話が印象に残る。

実家に帰省。

というわけで、サセボの実家に帰ってた。別にどうこうなく、オリンピック見て、寝て、本読んで、寝て、散歩して、寝て、のような生活を送る。市立図書館で、明らかに時間をもてあましている男子高校生数名が守衛の人から注意されている様子を横目で見つつ、…

・しずしずと麦酒をのどに流し込む明日は金曜資源ごみの日 まったく、どうでもいいことであるが、私の自室の電話機の留守番電話は設定が故障していて、録音時間がいつでも「いちがつついたちごぜんれいじれいふん 一件です」としか言わない。そこから微妙な…

疑似科学。

http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/2004/2004_08/040806m.html 読冊日記経由で。血液型で幼児教育って、胡散臭さがなんともかんとも。たぶん、近代社会においては、どんな人かまったく知らない人間と接することが要請されるために、それを補完するために…

『短歌があるじゃないか。』 穂村弘 東直子 沢田康彦

★★★★★★★☆☆☆ (角川書店)2004

夏の食事。

最近のお気に入りは、コンビニで売っているヤマモリという会社のタイカレー。これが半端じゃないくらいに辛くて、うわ、と思うのに、なぜかまた買ってしまう。

声優の適正。

うちに帰るとビデオに録画しておいた「タッチ」二本分を見る日々*1。林家こぶ平の声を聞いていると、もしかしたら落語家というのは俳優や女優より声優に向いているのかもとか思う。 *1:あだち充なら「タッチ」より「ラフ」なんだけど

準備。

引越しの見積もりに業者の人が来るのに、まったく部屋は片付いていないぞ。さて。

・タナトスが間欠泉のごとくわきそこいら一面ただ灰ばかり いや、青春の疾風怒涛期を過ぎたら、精神的に安定するかと思っていたら、まったくもってそうではないころが分かってきた。もうそろそろ終わっていただいても構いませんことよ、的心境は強まるばかり…

文藝春秋九月号

さて、芥川賞の選評が載っているので立ち読み。舞城王太郎を好意的に読んでいるのは、池澤夏樹と山田詠美。山田詠美は分かる気がするけど、池澤夏樹がちと意外。

『図書館の神様』 瀬尾まいこ

★★★★★★★★★★ (マガジンハウス)2003 話としては、中学校の講師をしている主人公が、気が進まず顧問になった文藝部の活動(部員一人)やら日常を通して、成長していく、というもの。うまい説明じゃないな。ぐぐっとつかまれるものがある。こういう話、重松清の方…

『終着駅へ行ってきます』 宮脇俊三

★★★★★★★☆☆☆ (新潮文庫)1986