2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

脳内で鳴り響く。

「♪人間なんて大嫌い、誰とも話をしたくない〜、人間なんて大嫌い、誰とも話をしたくない〜」という明らかに壊れた曲が頭の中でリフレインすることがある(作詞、作曲、自分)。社会と関わることで生じる澱が歌の発生源であるわけだが。ふう。

休みの日。

休みの日に午後五時まで寝ていると逆に疲れがたまるのは経験的に知っているのだが、それでもだらだらしてしまうことがある。そして、コーヒーを一杯飲むと体が動き出す。これは単なるプラシーボ効果なのであろうか。飲む前は本当、きつい、だるい状態だった…

『くさいはうまい』 小泉武夫

★★★★★★★☆☆☆ (毎日新聞社)2003 「面白いものですねえ」「なかなかのものですねえ」といった感嘆表現があるのが、独特の感じ。

避難する場所。

「日本人が避難する場所に学校を選ぶのは地域社会における学校の役割を考える上で興味深いことである」という趣旨の文章を前に読んだことがある。それなら、欧米だと教会、イスラム世界だとモスクに避難したりするのであろうか。

格闘家への敬意。

外国人格闘家がリップサービスかどうか分からないが、日本人のファンは格闘家や格闘への敬意があるという旨の発言をしているのを目にしたことが何度かある。そして、地味な技の攻防への理解もある、と。伝統の武術とかの流れも当然あるのかもしれないが、メ…

『無産大衆真髄』 矢部史郎 山の手緑

★★★★★★★★☆☆ (河出書房新社)2001 はい、ワタクシも賃金奴隷なのである。

追悼という言葉はなんか嫌いだが(中島らも氏の思い出)。

『今夜、すべてのバーで』かなり心に染みた作品だった。学生の頃、気分が沈んだときには、さくさくとエッセイを読んだものだ。

『卵の緒』 瀬尾まいこ

★★★★★★★★★☆ (マガジンハウス)2004 さりげなく上手い。いい小説読んだなあ、という気分になる。中篇が二つという構成。二つとも家族の欠落、特に子どもを中心とした、を扱っていて、そういう点では少女マンガの雰囲気に似ている(吉野朔実の『ぼくだけが知って…

『結婚の条件』に、関連して。

http://d.hatena.ne.jp/kataru2000/20040723#p1 未読でかつ本線と外れるが、少し思い浮かんだので。学生の頃、「専業主夫とか問題なくやりますよ」と言ったことがあった。だが、相手の問題はおいといても、今現在労働者やってると、専業主夫やるなんてリスク…

購入本。

『卵の緒』瀬尾まいこ(マガジンハウス)

夏休みの気だるさ。

夏休みなんだな、と感じたのは、朝から「タッチ」の再放送をやっていたから。あっと、思って見入ってしまったが、家を出る時間ぎりぎりになって八時半から二本目をやることが判明。なので、ビデオは設定できず。アニメの再放送といえば、テレビ大阪がすごく…

『社会的ひきこもり』斉藤環、に関連して。

http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20040724#p2 出てけっこう早い段階で読んでいるはずで、そして、ううう、メンタリティとして、かなり似通ってるな、と思った記憶がある。印象として、今残っているフレーズは、「毎月、決まった金額のお小遣いを与えることは引…

『舞踏会へ向かう三人の農夫』 リチャード・パワーズ

★★★★★★★☆☆☆ (みすず書房)2000(1985) 読むのにえらく時間がかかった。柴田元幸訳だし、読みにくいということはそんなになかったはずなのだが興にはのれなかった。

『[はてな]ではじめるブログ生活』 鈴木芳樹(訂正)

★★★★★★★☆☆☆ (ディー・アート)2004 はてな初心者なので。

『TKO』 加藤治郎

★★★★★★☆☆☆☆ (五柳書院)1995 当然なんだろうけど、短歌プロパーの人でないと読み込めないんだろうなあ。大学の頃読んでいた教育学の論文も、ある特定の文脈を共有している人向けのものは多かったし。だから、プロパー以外へもメッセージが届くと思われる穂村…

鞄の重さ。

最近はだいぶましになったのだが、鞄やナップザックがむやみに重いということがよくあった。本でも読みたかったら、単行本、文庫本関係なくざくざく入れてたし。

ケとしての外食。

そのアニメイトからの帰り道、餃子の王将を見つけて夕食をとる。学生の頃、初めて王将で食べた。子どもの頃は、よそ行きの服を着て、外食するという雰囲気だったので、こういう日常と地べたでつながっているような外食の仕方はやったことがなかったのである…

『ナンダロウアヤシゲな日々』 南陀楼綾繁

★★★★★★★★★☆ (無明舎出版)2004 一気に読めた。私も(本を読み)「ながら食い」はやってしまうなあ。ちいと品がないかもと思うが。

知らない町で。

住みなれた町だと、欲しいものがどこに行けば買えるかということがだいたい分かる。あるいは買えないかが。生活必需品なら新しい町でも開拓しているが、たまに欲しいものは難しかったりする。例えば、食器が欲しくて、近所のスーパーにはない。かといって、…

狂気のかけら

中学生や高校生の頃の自分の写真を見ると、明らかにおかしいと思えるものがある。目つきが危ないのである。たぶん、今はそういう目つきではなくなった。狂気は解消されたのか、単に沈潜しているのか。そうそう、『69』見ようかな。地元だし。

覚え方

芥川賞、舞城王太郎が受賞を逃したのだが、最初の頃、どうにも舞王城太郎と名前を間違えてしまいがちで、ジョジョじゃない方、と覚えていた。左右に自信がなかった子どもの頃、思わず胸を見て、名札の位置から左右を確認していたことを思い出した。

『お喋り鳥の呪縛』 北川歩実

★★★★★★☆☆☆☆ (徳間書店)2002 北川歩実は世間ではいま一つ知られていないのに自分の中では好きな作家である。内海文三とかもそうだな。前は恩田陸とか『秘密』以前の東野圭吾とかもそうだったのだが。んで、残念ながらというか、北川歩実が世間一般の人気作家…

電話する能力

子どもの頃、小学校の五年か六年であったろうか。子ども会の連絡かなにかで五、六軒の家に電話をしなくてはならない事態になったことがある。これがとんでもなく、悪戦苦闘した記憶がある。今もって覚えているくらいに。目的としている子どもが出てくれたら…

今週号のアエラ

重松清がサセボの事件について論評している。県立中学設置が地域社会に与えた影響という文脈で。ふうむ。正直、中学受験ぐらいで鞭を入れてたら、その先どうする?と思ったのは事実である。小学生で公文行ってるとか聞くと、イタタタタと感じてしまう。そし…

本日の帰りの歌。

自転車こぎつつ、歌を口ずさんでいるとは前に書いたが、今日は歩きたい気分だったので、歩きながら(自室まで三十分)。今日は、「♪裏の畑にビルが建つ(ベンベン) ひょんなことでもハラがたつ(ベンベン)」と歩いた。そうである。しびびーんとやるしかない…

『百器徒然袋―風』 京極夏彦

★★★★★★★★★☆ (講談社ノベルス) 2004 最後が、意表をつかれて、ほうとくるね。京極夏彦の未読の新刊を携帯している間というのは、ちょっとでも空いた時間が嬉しい。

うなぎ。

昨日買った鰻が残っていたので食べる。ただし、たれと山椒は昨日、使ってしまっていたので、味ぽんをご飯にかける。案の定、むせる。ごほごほ。

夏風邪。

おそらく、軽い夏風邪にかかっている模様。基本的に、病院や薬は嫌いなので、自己治癒力に任せている。『風邪の効用』とかを聞きかじっているので、悪い毒素を体外に出すことを優先させたい。

しみじみと。

そう、しみじみと味わって、『百器徒然袋―風』を読んでいるところである。映画化されるなら、益田はユースケ・サンタマリアが良いな、なんてことを思いつつ。

料理技術

りんごの皮をむけるようになろう計画、はまったく進行していない。軍曹たちのぽこぺん侵略計画と同じように。指を何回か切るリスクを犯してもやるべきなんだろうか、という屁理屈を考えてしまう。そういえば、名古屋に来て焼き魚をよく食べるようになった。…