2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『古本的』 坪内祐三

★★★★★★★★★☆ (毎日新聞社)2005 学生時代にはミステリ研に所属していて、一方で18切符を使って岡山の万歩書店に遠征するくらいには古本屋好きだった。そして、ミステリ部分は退化したかもしれないが古本部分は以前より発達したので、前半部分も後半部分もすご…

変わらない。

学生時代の先輩と吉祥寺で会食する。話が持つか多少不安だったが*1、楽しく会話することができた。食事の前に古本屋にも寄ったのだが、「じゃ」と説明抜きで入り口で別れることができる関係ってのは貴重かも。つまり「じゃ」の中に「これから各自好きな本を…

『伊勢丹な人々』 川島蓉子

★★★★★★★☆☆☆ (日本経済新聞社)2005 まったく違う業界の話なんだけど、それなりに楽しく読めた。ファッションに疎い人にも分かるよう、も少し掘り下げてもらえればもっと良かったのにとは思うけど。ただ、一度も行ったことのない新宿伊勢丹に行ってみたくなっ…

『『恐怖の報酬』日記』 恩田陸

★★★★★★★☆☆☆ (講談社)2005 恩田さんがのだめ読んでること知って勝手に親近感を覚えたり。

太田光による向田邦子。

NHK教育でやるんだが、ちょっと見たいかも。TBSラジオを聴いている限りではあんまりそういう話題が出てきたことはないような。もっと才気走っている作家が好きだと思っていたのですこし意外。カート・ヴォネガット・ジュニアとかはイメージに合うし。

想像力の強化、あるいは妄想力の馴致。

線路に置石をする奴らって、それが報道されて満足なわけ?という気持ちはある。善悪じゃなくて*1、欲望を外から注入されてそれに従って行動して世間が大騒ぎ、ってつまらないねー、と。一時期あった、「殺人をしてみたかった」って少年の発言も妄想力が弱い…

コンタクトレンズ発見。

第何次かの自室清掃作戦を発動している時に見つけた。さて、コンタクトをつけるために必要な手鏡を発掘しないと。

『放送禁止歌』 森達也

★★★★★★★★☆☆ (光文社知恵の森文庫)2003 評判になっていたのは知っていたのだけど初読。ふーむ。

新刊書店。

『のだめカンタービレ♯12』二ノ宮知子(講談社)2005 『放送禁止歌』森達也(光文社知恵の森文庫)2003 『失われし書庫』ジョン・ダニング(ハヤカワ文庫)2004 『『恐怖の報酬』日記』恩田陸(講談社)2005

サラリーマンの研究

“一月勤めてみて世の「サラリーマン」というのものがいかによく働くか知って仰天したという驚きの報告であった。” http://blog.tatsuru.com/archives/000973.php これは非常に実感として分かる。労働に従事し始めて思ったのは、みんな、めっちゃ真面目にやる…

『逃亡くそたわけ』 絲山秋子

★★★★★★★☆☆☆ (中央公論新社)2005 絲山作品初読。福岡の精神病院から南九州への脱出の道のりを軽妙というか妙なリアリティで描いた作品。「そいぎんた」というわが地元でも使う方言を使っていたので、へえ、と。 笙野頼子より気楽に読めるけど、 笙野頼子より…

『アメリカ短編小説興亡史』 青山南

★★★★★★★★☆☆ (筑摩書房)2000 知らない作家や名前だけは聞いたことがある作家がたくさん出てくるので、うー、読みたいという気分が沸き起こってくる。

『血涙十番勝負』 山口瞳

★★★★★★★★☆☆ (講談社文庫)1980 再読。才能というものを考えてしまうなあ。

『古本道場』 角田光代×岡崎武志

★★★★★★★★☆☆ (ポプラ社) 5/8に行われたアンダーグラウンド・ブックカフェのトークショーに参加しようかな、と思いつつ購入したもの。ただし当日、社交力が申し込んで参加、という基準値まで上昇しなかったためあえなく断念。不忍ブックストリートの一箱古本市…

105kmの壁。

初めてバッティングセンターへ行く。80km打てた。100km打てた。105km、20球のうち1球も当たらず。ううむ。

『青雲の志について−鳥井信治郎伝』 山口瞳

★★★★★★★★☆☆☆ (集英社文庫)1981 寿屋(現、サントリー)草創期の話。企業価値とか株主利益とか今の世の中とは違う何かがあるなあ。

『「話の特集」と仲間たち』 矢崎泰久

★★★★★★★☆☆ (新潮社)2005

『ゴミを宝に!』 チチ松村

★★★★★★☆☆☆ (光文社)1999

多少、

書籍購入熱が沈下している模様。手に取るけど、買うまでには至らないというか。

『カラサワ堂怪書目録』 唐沢俊一

★★★★★★☆☆☆ (学陽書房)1999

『働くということ』 日本経済新聞社編

★★★★★★★☆☆☆ (日本経済新聞社)2004

『だれが「本」を殺すのか』 佐野眞一

★★★★★★★☆☆☆ (プレジデント社)2001 瑣末なことかもしれないが、インタビューイの紹介の際に東大やら慶応やらの出身大学ってそんなに必要なの?途中で気になったので。

『14歳の子を持つ親たちへ』 内田樹 名越康文

★★★★★★★☆☆☆ (新潮新書)2005