2004-01-01から1年間の記事一覧

たぶん、

これで、今年最後の更新です。いろいろとお世話になりました。来年もよろしう。

新刊書店。

『面白い小説を見つけるために』小林信彦(光文社知恵の森文庫)2004 『東京古本とコーヒー巡り』(交通新聞社)2003

教養。

折口信夫*1を読み間違えたということを前に書いたが、大仏次郎ってのも読み間違えやすいよなあ。東海林と同じく、知らないと読めないわけだし。ただ、「近頃の若者は物を知らない云々」と言いそうな年配の人が間違えているのを聞くと、「ふーん」と思ってし…

何をしているか?

労働先の忘年会に参加。「休みの日に何をしているか?」という問いを受ける。どう答えるのが適当なのか分からないのだが、今度聞かれたら沈思黙考とでも答えておこうか。一時期、ネタとして、体育座りしながら部屋の隅でトランプ占い、という答えもしていた…

『東京魔方陣』 加門七海

★★★★★★★☆☆☆ (河出書房新社)1994 本書で多少触れてあったけど、鉄道の路線を風水的にきちんと読み解いた本ってないのかなあ。別に、風水的な事象を信じているわけではないが、富国強兵的な観点からでも、政治利権的な観点からでも、鉄道の敷設は見て取れるよ…

『大江戸魔方陣』 加門七海

★★★★★★☆☆☆☆ (河出書房新社)1994

疲労困憊意味不明。

東京に越してきてから、どたばたやっていたので、予備電源まで使い切ってしまっている気配濃厚。休養が必要です。

『ペヨトル興亡史』今野裕一

★★★★★★★★☆☆ (冬弓舎)2001

『幸福な食卓』 瀬尾まいこ

★★★★★★★★☆☆ (講談社)2004 半年毎に「小説現代」に連載された連作短編四作。きちんと半年毎に連載されているところが、そういう作家なのだなあ、と思った。

『日本妖怪巡礼団』荒俣宏

★★★★★★☆☆☆☆ (集英社文庫)1991 題材(とういか、題名)は面白そうなのに、切り取り方が古い感じ。

中学生日記。

↑次に同じく、みうらじゅんの『見仏記』を読んでみようかな、と思う。中学生の頃、私は仏像好きだったので、歴史の資料集を見ながら、筆ペンで、一生懸命仏像を模写していたのであった。それを金のポスターカラーで塗ったり*1。高校の頃は、生物のプリントフ…

『とんまつりJAPAN 』 みうらじゅん

★★★★★★★☆☆☆ (集英社文庫)2004 たぶん、みうらじゅんは初読だと思う。ストライクゾーンではあると思うのだけど、サブカルチャーの王道のような雰囲気が逆に近寄らなかったというか。本書は日本全国の馬鹿馬鹿しいけど、引力をもった御祭りの紹介。

『おすすめ文庫王国2004年度版』本の雑誌編集部編

★★★★★★★★☆☆ (本の雑誌社)2004

進化?

なんか、読書の楽しさを感じる自分内目盛りが一目盛り上がったかもしれない。読みたい本がない、という状況に陥らなくなったというか。

携帯メールの読み方。

帰りの中央線で、年の頃は二十歳ごろの女性が、携帯でメールを読んでいた。その読み方が変というか、二三秒ごとにいいえとするようにすばやく首を動かして読んでいる。普通、そういうのは眼球の動きですむはずなので、変だなあ、と思いつつ、見ていると思わ…

そういう問題。

実は引っ越してきて、しばらく経っているが、まだ電話をかけることができない。いや、回線はつながってはいる。ただ、基本料金はNTTであるのだが、通話料金を日本テレコムにしていて、まだ引越しの通知をしていないからだ。いや、しなくてはと思いつつ。こう…

めった斬りブックガイド既読調査。

http://homepage3.nifty.com/alisato/lameta/index.html 003 (1980-p122-d),《ダーティペア》高千穂遙(1980〜) 005 (1982-p124-d),《キマイラ・吼》夢枕貘(1982〜) 006 (1982-p125-e),《銀河英雄伝説》田中芳樹(1982〜1988) 007 (1983-p126-c),《トレ…

新刊書店

『おすすめ文庫王国2004年度版』(本の雑誌社)2004 『幸福な食卓』瀬尾まいこ(講談社)2004 『統合失調症あるいは精神分裂病』計見一雄(講談社選書メチエ)2004 文庫王国、初めて去年買ったんだけど、読み応えがあったので今年も。/瀬尾まいこの新刊出ているの…

『ペンギンの憂鬱』 アンドレイ・クルコフ

★★★★★★★☆☆☆ (新潮社)2004 最後はちょっと流してしまったのだが、それなりにそれなりに。

『チャイコフスキーコンクール』 中村紘子

★★★★★★★★☆☆ (中公文庫)1991

『人生解毒波止場』 根本敬

★★★★★★★★☆☆ (洋泉社)1995

『うつを生きる』 芝伸太郎

★★★★★★☆☆☆☆ (ちくま新書)2002 内容が悪いというより、うつに関して、自分の問題とはならないからだと思う。より正確には本書で捉えられているようなうつに関しては。

『極西文学論』 仲俣暁生

★★★★★★★★☆☆ (晶文社)2004 内容とはあまり関係なく、自分が佐世保で育ったことからどういう影響を受けているだろうか、と思った。内省しても分からないが、村上龍に関する論評だとまずアメリカ軍というキーワードは出てくるし*1。まあ、厳密に言うなら、対馬→…

『死と身体』 内田樹

★★★★★★★★☆☆ (医学書院)2004 本書で触れていたけど、今の流れからするとマイナーな思想家であろうベイトソンを私は読んだことがある。っていうか、卒論で引用文献の一つにしたし。そうそう、今考えるとその流れで読んだ、『デカルトからベイトソンへ』が初柴…

新刊書店

『極西文学論』仲俣暁生(晶文社)2004 もう、かなり読み進めている。内容については後で書くかもしれないけど、瑣末なことで気になったことが一つ。もし、同じ内容を法月綸太郎が書いたとしたら、「○ページで『○○○○』の内容に触れています。未読の方はご注意…

古本屋

『チャイコフスキーコンクール』中村紘子(中公文庫)1991 『柿の種』寺田寅彦(岩波文庫)1996 『A型の女』マイクル・Z・リューイン(早川文庫)1991 『人生解毒波止場』根本敬(洋泉社)1995 さて、いつもながら、他の人からすると統一感がないラインナップかもし…

『新・読書の快楽』 ぼくらはカルチャー探偵団編

★★★★★★★☆☆☆ (角川文庫)1989 ↓の「SIGHT別冊」でも思ったけど、高橋源一郎の読み方は面白いなあ。「SIGHT別冊」では、一番、うん、こんな読み方もあるのか、と思えたし。本書は安原顕があとがきを書いているけど、坪内祐三とのあれこれを知っただけに(それが…

新刊書店

『「挫折」の昭和史』 山口昌男(岩波書店)1995 『死と身体』 内田樹(医学書院)2004 合計で6000円ぐらいするのだけど、こういうのをま、買うかと買えるところが賃金奴隷であるメリットかも。

ゲーム空間の安楽さ。

http://www.geocities.jp/rupu_home/Book/BookDiary_j.html#20041204 ゲームって意外といいですね。 何もする気にならないけど、だだぼーっとしているとどんどん落ち込む…なんてときがあるじゃないですか。 経験上、そういう状態は時間が解決してくれるとわ…

性格の矯正。

労働の場にいると、自分で全てはできないし、物事を完璧にもできない、ということが分かってくる。私はもともと、自分で全てを完璧にやりたい、という傾向が非常に強いので、より一層分かる。だいたいでどうにか回していかなくちゃなんないのが、気持ち悪い…