2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

思考停止。

遅くまで労働をやってると、帰るころに考えることは「とにかくお腹がすいた」ということだけで、出て最短のところにある回転寿司に行って、注文するコミュニケーション残量もないので、回っているのをひたすら食べるなんて生活をしてしまっている。ふう。し…

世界の狭さ。

おたくやマニアにはなれていないのだが、その、そういう素養がないわけではなくて、通り一遍の会話ならできる。も少し踏み込もうとはあまり思わなかったりもするのであるが。ある人と共通の知人がいることが判明。ううむ、なんかその辺というのは、世界が狭…

新刊書店

『げんしけん 5』 木尾士目(講談社)2004 『コバルト風雲緑』 久美沙織(本の雑誌社)2004 「本の話」12月号(文藝春秋)……これはもらった。

歴史意識。

id:mashcoさん経由で、id:ykurihara:20041123#1101166417を読む。いろいろ思いつくことはあるけど、私の出身母体であるミステリ研なんかだと若人もけっこう古いの読んでいる*1。「『白昼の死角』読んでる人に初めて会いました」って嬉しそうに現役の子にこの…

『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A side-B 』本多孝好

★★★★★★★☆☆☆ (新潮社)2004 うーん、初めて本多孝好で、イマイチかな、と思った。村上春樹を薄めた感じ。

残像拳ぐらいは使えてる?

ずっと日記で疲れてる、疲れてる、と繰り返しているが、それでも以前東京で勤めていたときは休みの日は午後三時かそれこそ四時ぐらいまで寝ていたから、もしかしたら、多少は耐性がついたのかもしれない。

守備範囲。

http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=442488&log=20041116 【小説以外】金原瑞人「大人になれないまま成熟するために」(洋泉社新書)、穂村弘「短歌という爆弾」(小学館)、中江克己「江戸の怪」(祥伝社黄金文庫)、岡野宏文・豊崎由美「百年の誤読…

いや、疲労感倍増中。

界王拳が使える前に、ぶっ倒れるんじゃないかという気分がしてくる今日この頃。やだやだ。別に第一子長男だし、実家は持ち家だし、引きこもっても大丈夫……、なわけにはいかないようなあ。

『片付けない作家と西の天狗』 笙野頼子

★★★★★★★☆☆☆ (河出書房新社)2004

話せない。

英語を話す機会があったのだが、単純なものでも話せなかった。いや、「明後日」とか。それならまだしも(まだしもか?!)、「12月」とかもなんか不安になってくる始末。ジャニュアリィから数えたい衝動にかられた。Julyがカエサルに由来するとかいらん知識は…

『生首に聞いてみろ』 法月綸太郎

★★★★★★★★☆☆ (角川書店)2004 久しぶりの法月綸太郎。今チェックしたら小説なら「新冒険」「功績」以外は読んでいるので、まあ、好きな作家といって問題ないはず*1。 ただ、最新2作を読んでなかったのは、なんとなく前ほどの熱情を持たなくなったからなのか。…

『東京ファイティングキッズ』 内田樹 平川克己

★★★★★★★★★☆ (柏書房)2004

『園芸家12カ月』 カレル・チャペック(中公文庫)1996 『生半可版英米小説演習』 柴田元幸(研究社)1998 『ペンギンの憂鬱』 アンドレイ・クルコフ(新潮社)2004……装丁が美しく思わず買ってしまった。 『片付けない作家と西の天狗』 笙野頼子(河出書房新社)2004

渋谷経由、高田馬場行き。

あんまり当てもなく、渋谷に行ってみる。文教堂、紀伊國屋書店、ブックファースト、旭屋書店に寄る。ううむ、私自身、新刊書店に関しては舌が肥えてしまっているので、美味しんぼの山岡のように「駄目だ、かつお節の削り方が間違っている!!」というふうな視…

辞めそうな人ほど。

勤め先の後輩とお酒を飲む。賃金奴隷*1らしく、いろいろと管を巻いたのであるが、そこで私の同期が退職した(あるいはする)という話を聞いた。ううむ。ほとんど交流はなかったのであるが、仕事が好きでてきぱきとできそうなタイプ、かつ意欲的な感じがしてい…

いろいろ考える。

この「どちらのシステムにも依存できない酸欠状態」をどう生き延びるかというのは、人間の知的成熟にとってかなり重要な問題だと思う。 私はこの「酸欠状態を息を詰めて走り抜ける力」を「知的肺活量」と呼んでいる。 (p13) あるフレームワークが失効してか…

新刊書店。

『東京ファイティングキッズ』内田樹 平川克己(柏書房)2004 『生首に聞いてみろ』法月綸太郎(角川書店)2004 『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A 』本多孝好(新潮社)2004 『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B 』本多孝好(新潮社)2…

何かの本で。

足を組むのが体に悪いと読んでしまったから、罪悪感を持って足を組むか、組みたいのに我慢するという風になってしまった。

『夢の断片、悪夢の破片』 倉阪鬼一郎

★★★★★★★★☆☆ (同文書院)2000 鏡花やラヴクラフトぐらいは読んでおくべきなのだろうか、と思う。というか、幻想文学付近も読みたいな、との欲求を沸き起こされた。

さて。

読書欲求が高まっているのは明らかにうつしよがきついから。ほんと、夜の夢だけ見ていたいのだが、そうも言ってられないのがプロレタリアートの悲しいところ。

)『戦後「翻訳」風雲録』 宮田昇

★★★★★★★★☆☆ (本の雑誌社)2000 なんとも、あくの強い人が多かった業界なのだなあ。早川書房の社長が一番印象に残る。

『旅は自由席』 宮脇俊三

★★★★★★☆☆☆☆ (新潮文庫)1995

遁世。

別に社会と関わるのは好きではないんだけども、しかし実家に帰って四畳半の一間にずっといるのもたぶん、楽しくはないんだろうなあ、とは思う。居れない、とは思わないが。

朝起きて二ミリ単位できれいにし帰ってきたなら爪に黒線

本が読みたくなるなる日曜日。

ぐぐっと、労働者稼業が忙しいので、『退屈な読書』(by高橋源一郎)『夢の断片、悪部の破片』(by倉阪鬼一郎)『戦後「翻訳」風雲録』(by宮田昇)をがっと図書館で借りる。スーパーで喉が乾いているときに水物ばかり買ってしまうように、同系統の本に関す…

更新。

http://osaka.cool.ne.jp/ryushi/tanka/index.shtml の3から6まで更新。だいぶ前のですが、もし感想等あれば随時ください。

『中央線なヒト―沿線文化人類学』 三善 里沙子

★★★★★★★★☆☆ (小学館文庫) 荻窪に住みはじめたのでこの辺も興味を持って。町の雰囲気はともかく、例えば、荻窪から阿佐ヶ谷に歩いていく際に、なんか行きにくいなあ、と思っていたのだが、歴史的に、なんもないところに電車通したからなのね。

『渋江抽斎』 森鴎外

★★★★★★★☆☆☆ (岩波文庫)1940 淡々とした感じ。実は鴎外初読。入試の設問とかではなんども読んでいるのだけれど。

一応。

なかなか労働環境が厳しいわけであるが、っていうかハードワーク。私個人としては、田舎でぼーっと余生を送ってよいと思っているのに、そうはいかないのがなんともかんとも。切羽詰っていても、悲壮感はなく、笑ってしまうのは成長したのか、どこかが可笑し…