守備範囲。

http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=442488&log=20041116

【小説以外】金原瑞人「大人になれないまま成熟するために」(洋泉社新書)、穂村弘「短歌という爆弾」(小学館)、中江克己「江戸の怪」(祥伝社黄金文庫)、岡野宏文豊崎由美「百年の誤読」(ぴあ)、チャールズ・アダムス山口雅也訳「チャールズ・アダムスマザー・グース」(国書刊行会)、吉川精一「哀しみは日本人 演歌民族論」(音楽之友社)、なぎら健壱「日本フォーク私的大全」(筑摩書房)。

倉阪鬼一郎の小説以外の読了リストが、けっこう私が読みたい(あるいは読んでいる)本と重なることが多い気がする。これだと、穂村弘なぎら健壱が読了。前にも言ったが、『活字狂想曲』が私の労働者稼業やる上での、座右の書でもあるわけで。夜のゆめの方への親和性が高い人間が、どううつし世と折り合いをつけていくか、ぶち切れずに、淡々と*1

*1:倉阪さんは最後にぶちきれたわけだけど。