『牛への道』 宮沢 章夫

★★★★★★★☆☆☆ (新潮文庫) 平成9年
自販機に入れた千円が戻ってくる様を描いている文章が面白かった。ことばに対するこだわりが強い。というわけで、解説が吉野朔実というのもうなずける。今、ふと後ろの発行表記が西暦が元号か出版社ごとにどういう区分けになっているんだろうと思った。というか、新潮社だけ?