2004-06-21から1日間の記事一覧

○○の誕生

人文系のお勉強を少しやった人には常識かもしんないが少し補足。↓で、『<悩み>の誕生』云々と書いているけど、こういう文脈の元になっているのが、フィリップ・アリエスの『子どもの誕生』って本で、この中で、私たちが今、常識として持っている子どものイ…

『牛への道』 宮沢 章夫

★★★★★★★☆☆☆ (新潮文庫) 平成9年 自販機に入れた千円が戻ってくる様を描いている文章が面白かった。ことばに対するこだわりが強い。というわけで、解説が吉野朔実というのもうなずける。今、ふと後ろの発行表記が西暦が元号か出版社ごとにどういう区分けにな…

『数学をつくった人びと3』 E・T・ベル

★★★★★★★★☆☆ (ハヤカワ文庫) 2003(1937) ようやく読了。格好いいねえ。数式をところどころ飛ばしてしまうのが残念なんであるが。整数とか無限とかが個人的には好きなので、も少し勉強してみたいかも。数学だと数列が一番好きだったし。

見守る時間

深夜のテレビで台風が次第に弱っていくのをみていると、「ああ、負けるな、頑張れよ」と思ってしまう。不謹慎といわれようが、そう思うんだから仕方がない。