「三池 終わらない炭鉱の物語」

某さんの今年のベストだと聞いていた。再々演をやっていて一万人を突破しそうだとか。ふーんと思いつつ、映画はそんなに好きじゃないと言うか、何度も上映中、腕時計を見る結果になってしまう。で、あまり期待しないで行ったら非常に良かった。特に昔の映像に引き込まれた。立派な作品で見るべきなのは分かるけどどうにも見ていると気が重くなる、目を背けたくなる的な作品じゃないかと危惧していた。が、悲惨な事実は描いてもあるが、根底に生の肯定があるように感じた。特におばちゃんが強いねえ。あと、方言が私の場合、ネイティブに近く分かるのもポイント高かったかも。