久しぶりの更新になってしまったが、この間に11月18日(土)に東京堂書店であった南陀楼綾繁氏×向井透史氏のトークに行った。非常に楽しめたのだが、特に南陀楼さんの地方都市における本に対する飢餓感*1と向井さんの古書店の専門店化を志向しない、や言葉で簡単に説明できてしまう魅力はそれだけのもの(私の意訳かも)、は印象に残った。サインももらう。
あとは、弥生美術館へ*2竹中英太郎展を見に行った。乱歩や久作作品の挿絵が飾ってあった。どちらかと言うと、同じく飾ってある新青年の文章を読んで楽しむ。上野の町は落ちぶれていく過程のような、それでいて妙な活気があるなあ。

*1:私も、受験で初めて東京に来たときにまずは駅のロッカーに荷物置いて八重洲ブックセンターに行ったから。

*2:弥生時代の弥生ってここの地名から来てるんだ、知らなかった。