気になった本。

ウィトゲンシュタイン萌えを公言している最近ではあるが、卒論では身体論を取り上げたので、メルロ・ポンティは比較的なじみのある哲学者である*1。切断した右腕の感覚をありありと感じる幻肢という現象の考察などは、世界がいかにこの身体から開かれているのかを考える上で興味深く読んだし。6300円はちいと高いけど、こういう本をゆっくり読む休日というのは案外良いものであるのかも。

*1:今も昔もフランス語は読めないけど。