「三池 終わらない炭鉱の物語」
某さんの今年のベストだと聞いていた。再々演をやっていて一万人を突破しそうだとか。ふーんと思いつつ、映画はそんなに好きじゃないと言うか、何度も上映中、腕時計を見る結果になってしまう。で、あまり期待しないで行ったら非常に良かった。特に昔の映像に引き込まれた。立派な作品で見るべきなのは分かるけどどうにも見ていると気が重くなる、目を背けたくなる的な作品じゃないかと危惧していた。が、悲惨な事実は描いてもあるが、根底に生の肯定があるように感じた。特におばちゃんが強いねえ。あと、方言が私の場合、ネイティブに近く分かるのもポイント高かったかも。
『ぼくたちの七〇年代』 高平哲郎
★★★★★★★☆☆☆ (晶文社)2004
細部が曖昧なためか、広げたら面白い部分が広がらなかったりするのが残念。
『東京ファイティングキッズ・リターン』 内田樹 平川克美
★★★★★★★★☆☆ (バジリコ)2006
『カリスマ 中内功とダイエーの「戦後」』 佐野眞二
★★★★★★★★☆☆ (日経BP社)1998
立志伝の面白さと無情を感じる。