12月分。
- 『月夜の晩に火事がいて』 芦原 すなお
★★★★★★★☆☆☆ (創元推理文庫)2005
なんとも言えない味わいのある作品。本格ミステリは本格ミステリなんだけど、そこじゃない文章のまわし方の部分に魅力がある。
- 『身体の言い分』 内田樹 池上六朗
★★★★★★★★☆☆ (毎日新聞社)2005
共感するところが多い。「念ずれば為る」とは思うし、「ご縁は大事」とも思う。
★★★★★★★☆☆☆ (本願寺出版社)2005
- 『小説の誕生』 保坂和志
★★★★★★★☆☆☆ (新潮社)2006
保坂さんが面白いと感じる部分と私が感じる部分が重なりつつ、ぴったしとはならない。うーん、小島信夫は読んだが良いのかなあ。
- 『理想主義者』 三沢光晴
★★★★★★☆☆☆☆ (ネコ・パブリッシング)2004
- 『身体の哲学』 野間俊一
★★★★★★★★☆☆ (講談社新書メチエ)2006
卒論でメルロ・ポンティちとかじった人間としてはこの辺も。
- 『鉄道忌避伝説の謎』 青木栄一
★★★★★★★☆☆☆ (吉川弘文館)2006
鉄っちゃんではないのだが、鉄道史は興味が沸く。内容は、鉄道開設の際に昔の人々が反対した、のが証拠がない、と言うことを証明している。
- 『右翼と左翼』 浅羽通明
★★★★★★★☆☆☆ (幻冬舎新書)2006
概論的なものを読むと自分の興味がはっきりする。明治・大正のその辺を知りたい。玄洋社とか。
- 『酒の話』 小泉武夫
★★★★★★★☆☆☆ (講談社)1982
★★★★★★★☆☆☆ (NTT出版)2004
これで今年120冊目。もう、ちょっと読んでると思ったけど。