『失われし書庫』 ジョン・ダニング

★★★★★★★☆☆☆ (ハヤカワ文庫)2004
そこそこ面白かったのだが、リチャード・バートン稀覯本をめぐる話というところで身近なイメージを抱きにくかったのかも。それこそ夢野久作の幻の稀覯本*1をめぐる話なら、もっと興に乗ったであろうに。

*1:今、初めてこれを「きこうぼん」と読むことが判明。うう、ずっと「きかんぼん」だと思い込んでいた。