【 夢判断 】> ( 1900 )

読んだのは高校時代。新潮文庫。一緒に読んだ『精神分析入門』とごっちゃになっているんだけども。*1まあ、なんというか、地方都市に住んでいる高校生であった私は、少し背伸びをしたくて、別冊宝島の『現代思想入門』やら読んでいたわけだが、その一環としてこの辺も。訳が古くて、なかなか難渋した記憶があるけど、内容的にはそれなりに理解できたような気がする。ただし、フロイトのこの論が西洋社会において、衝撃的であったことはまったく分からなかっただろうなあ。いい間違い、とか、夢が暗示する性的な欲求とかそういう部分部分のみを楽しんでいた。

*1:そして『精神分析入門』の方は挫折したような。