2006-11-12から1日間の記事一覧

良い町の条件。

古本屋は基本なんだが、他には50円ゲーセンというのも私の場合あったりする。ゲームマニアであったことはないのだが、50円のゲームセンターがあるという開発から取り残されたというか、ぬるい雰囲気の街が好きである。今の街には2軒あって喜ばしい限り。…

『ぐうたら漫談集』 遠藤周作

★★★★★★☆☆☆☆ (講談社文庫)1984 学生時代の思い出は楽しく読めたのだが、友人の作家との話はちょっと退屈。

『明治大正翻訳ワンダーランド』 鴻巣友季子

★★★★★★★★☆☆ (新潮新書)2005 赤堤小つながりと言うわけではないが、『「近代日本文学」の誕生』の次に読むことになった。これが微妙につながっている。こう、日本の文学というものが成立する過程にかなり翻訳という文章が関わっている様が想像できて興味深い…

『「近代日本文学」の誕生』 坪内祐三

★★★★★★★★☆☆ (PHP新書)2006 いろんな人が絡まって歴史が流れているのが面白い(それこそ固有名詞で知らない人も多いんだが)。引用の切り方が好奇心を引き付けるんだよな、坪内さんの場合。しかし、何故文春新書から出なかったんだろう。

『路上派遊書日記』 南陀楼綾繁

★★★★★★★★☆☆ (右文書院)2006 さてウェブの段階でだいたいは読んでいるはずなので迷ったのだが脚注に敬意を表して購入。はつね*1のカウンターに忘れて慌てて戻ったりしながら長い時間がかかって読了。それにしても通して読んでみて活動的だなあ、と思う。アウ…