2006-10-01から1日間の記事一覧

『邪魅の雫』 京極夏彦

★★★★★★★★★☆ (講談社ノベルス)2006 京極夏彦読むと、ただでさえ理屈っぽい自分がさらに理屈っぽいことを言いたくなるのを発見する。気をつけねば。

本当はちがうんだ日記』 穂村弘

★★★★★★★★☆☆ (集英社)2005 言葉にして文章化できる段階で駄目は次第に薄くなるのかも、と思った。

『大唐帝国』 宮崎市定

★★★★★★★☆☆☆(中公文庫)1988

『時刻表おくのほそ道』 宮脇俊三

★★★★★★★☆☆☆(文藝春秋)1982

『さらに、ああでもなくこうでもなく』 橋本治

★★★★★★★★☆☆(マドラ出版)2001 広告批評の連載をまとめたものの二巻目。まあ、明晰と言うか頭が良いやね。ただ、坪内祐三や内田樹と違い、橋本治が好きとはおもわないんだよなあ。明晰過ぎて近寄りがたいからかなあ。

『明治バベルの塔』 山田風太郎

★★★★★★★★☆☆ (文春文庫)1992 幸徳秋水の格好良すぎないところが、逆に興味深いなあ。

『パブリッシャー』 トム・マシュラー

★★★★★★★★★☆ (晶文社)2006 ジョナサン・ケイプ社というイギリスの出版社の話なのだが、いやー面白かった。海外文学は弱いので知らない作家の方が多かったのだが引き込まれた。