2006-07-27から1日間の記事一覧

『精神科医になる 患者をということ』熊木徹夫

★★★★★★★☆☆☆(中公新書)2004

『狐の書評』 狐

★★★★★★★★☆☆(本の雑誌社)1992 再読。

『〈狐〉が選んだ入門書』 山村修

★★★★★★★★☆☆(ちくま新書)2006 はじめに、の「しかし、本がある。どんなときにも読書というものがある。本好きはそれを救いとすることができます。」という実感のこもった文章には、うん、と思う。正直、世の中を生きていくのは幸せというよりも面倒だし、何が欲…

『出版業界最底辺日記 エロ漫画編集者「嫌われ者の記」』 塩山芳明著/南陀楼綾繁編

★★★★★★★★★☆(ちくま文庫)2006 いやあ、おもしれえ。うんうんと、思えるところも多し。すごい読書家だし。小林信彦の語り口は、時々、ケッと思ってたんだ。都の職員への罵詈雑言や返品率を気にしてるとこなんか、分かるなあ。お上品な文章が好きな人には勧めら…

『福翁自伝』 福澤諭吉

★★★★★★★★★☆(岩波文庫)1978 福澤諭吉の借金を生涯したことがない、大嫌いと言うのが、まったく同じで共感した。家などはさておいて、借金をして欲しいものを買ったりするのは私の行動の選択肢には一生ないだろう。生理的に嫌なんだよな。